スバル レガシィ 大ハマり・・・
- 2020.09.23
- スバル

平成17年式 スバルレガシィ CBA-BP5。
エンジンが吹け上がらない、力が無くて走りがもたつく
という修理です。
何か故障コードが入っていないか診断機を使用して
点検します。チェックランプの点灯もなく故障コードも無し。
嫌な予感がします。
案の定 この後大ハマりになりました〜😭
とりあえずエアフローは在庫であったので特性ズレ等を起こすと調子が悪くなるので交換してみます。結果全然変化無し・・・
電子スロットルなので、アクセルペダルのセンサーも疑います。本来、非分解式なのでASSY交換です。
見た目は全然問題無し・・・一応接点部分等を清掃してみます。
アクセルペダル分解前ですが、アクセル開度も全閉0〜全開100と数値は拾っていますので ここも問題無し・・・
点火プラグの状態も問題無し・・・
EGRバルブも外して点検します。中身は結構汚れていますが、作動不良だと診断機に入るはずなので恐らく無し・・・
電子スロットルは清掃してみますが、特段変化無し・・・お客様に了解を得て交換しますが、新品73000円で高額なので中古部品で交換します。結果・・・変化無し・・・
燃料の吸い上げが足りない?フィルター詰まり?燃圧を見ても基準値ですが、一応中古部品で交換してみます。案の定変化無し・・・
いよいよヤバいです・・・夜も眠れまへん・・・
Dラーさんに聞いても「同じ箇所を点検します・・・」
エンジンの3大要素。良い混合気、良い圧縮、良い火花・・
全部良いです。。。
こういう時こそ落ち着いて、よ〜く考えて、ん〜・・・
踏んでも3000回転以上上がらない、、、加速もしない、、、
なんか排気を塞いでるような雰囲気・・・
マフラー??触媒??・・・
まさかと思い、、、
フロントマフラーの取り付けボルトを外してみると、、、めっちゃ吹け上がります・・・フロントマフラーを外して振ってみると「ガラガラ・・・・」音が。。。
フロントマフラーに触媒が2個あり、前側の触媒をパッカーンと割ってみると、うお〜!完全に塞いでる〜😲
後ろ側の触媒も怪しいので、覗いちゃいます。。。はい詰まってます。。。
なんじゃコリャ〜!バラバラ〜!
早速部品を調べてみると、0が1個多いのかな?僕の目が悪いのかな?35万円程。。。高い、、、高すぎます。。。某オークションで見ても7万円位です。。。
結果、次の車検は受けないという事ですので、交換ではなく触媒レス使用で。。。勿論O2センサーが絡む箇所なので、エンジンチェックランプ点灯も前提、排気音が高くなる事も前提で承知していただき、粉々になった触媒を綺麗に取り除いて清掃します。。。
切開した部分は溶接して戻しまして、
錆止めを塗って、遮熱板も組み戻します。
車体に組み戻して、空吹かし、走行テストをしても全く問題なく完治しました・・・😭最初からここを疑っていれば・・・後悔しかありません。。。意外と排気音も高くならずに、エンジンチェックランプも点灯しないので、良しとしまして ようやくご納車になりました。。。まだまだ未熟だと改めて考えさせられた大ハマり劇でした💧
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