BMW MINI R60 E/Gオーバーホール 其の②
- 2022.02.10
- BMW

エンジン修理にて作業中のMINI R60。
お客様との幾度の打ち合わせの末、
某オークションのダメエンジンと、元々のエンジンとの
いいとこ取りで進めていきましょうとの結論に。
タイミングチェーンが切れていたエンジンは、
幸いな事に腰下部分はそれほど痛んでなく、
クランクシャフトは使えそうなので、傷だらけのクランクシャフトは撤去して、
こちらのシャフトを組んでいきます。
ピストンは8個見比べて、元々のエンジンの物を使用。
よく洗浄してから新品のリングを組付て、
エンジンブロックの洗浄、
メタルベアリングも新品に。
メタルは沢山種類があり、付いているメタルの色で決めるようですが、
運良く色は全て一致。
あとは手順通りに組付ていきます。
スラッジやカーボンで使い物にならないシリンダーヘッドは、
良くお付き合いさせてもらっている「RGF」さんにお願いして
ウェットブラスト洗浄や面研、バルブシールも交換していただき
見違える程綺麗(新品かと思いました)になって戻って来たら、あとはじゃんじゃん組んでいきます。
固着していたオイルピボットも交換。
向きに注意しましょう。
じゃんじゃん組んでいきましょう。
あれも組んで・・・
これも組んで・・・
形になってきました。。。
シリンダーヘッド同様、ギトギトのインテークマニホールドは
問答無用で交換。
マフラーガスケットはクランプとASSY交換。
次もまだまだじゃんじゃん仕上げていきたいと思います。
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