AUDI

2023.12.14

S3 ブレーキウォーニングランプ点灯修理

 

2015 AUDI S3 SPORTBACK。

パーキングブレーキウォーニングランプとABSランプが

同時点灯しているとの事でご入庫です。

AUTELにて診断を進めると「C10A329」

ブレーキブースターセンサー不良を検出。

この故障コードはブレーキバキューム信号が適切ではない

という事になります。

診断機上でのライブデータでは、バキュームセンサーは「-1mbar」

ブレーキプレッシャーセンサーは「0.2」

恐らくブレーキバキュームセンサーの故障を疑いますが、

念の為ESPコントロールユニットから

バキュームセンサー間の状態も点検します。

イグニッションオン、エンジン停止状態での電圧は約5V。

5V安定化電源はOKです。

エンジン暖機後アイドル状態のセンサー信号電圧は

約4Vで基準値内に入っています。

上記の結果からバキュームセンサーの単体故障と決定。

センサーを交換します。

センサー交換後の診断機ライブモニターを確認すると

センサー圧力が-988mbarに変化。

ブレーキウォーニングランプの消灯も確認して故障コードも

無くなりました。

最後に試運転をして修理完了です。

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作業ブログをご覧いただきありがとうございます。

ニューオートは以前からご納車時の作業報告の際、タブレットを活用して

ご説明させて頂いておりました。丁寧に分かりやすくをモットーに

心掛けております。

作業した記録はフォルダ分けしてクラウドで保存して、お客様のお車は

何年何月何日に何を作業したのかをすぐに把握できるようにしており

ます。

以前のホームページで随分と前から「作業日誌」と題してブログを

書くようになりまして、多くのお客様からのお問い合わせを頂く

ようになりました。しかしながらお客様のお声の中には、

「同じ故障の症状なのにこの前載せてたブログの修理内容と違う」

「修理内容が同じでもかかった費用が違う」

などのお声もあります。

そこでひとつご注意頂きたいのが、

故障内容は同じでも、それに至る経緯が違ったり、お車の使用状況、

経年劣化、部品の耐久性、個体差や部品価格の変動により内容や

修理費用は違ってきます。その点をご理解頂けると幸いです。

同業者様からの問い合わせも増えてきております。

私も作業にいきずまったときに昔も今も聞きまくります。

仲良くさせて頂いている同業者様にはいつも良いアドバイスを頂き

助かっておりますが、中には「ぶっきらぼう」で「冷たい」お言葉を

かけられる事もあります。。。

私もまだまだ分からない事も多く未熟者ですが、分かる範囲で最適

なアドバイスをするように心掛けております。

そういう事が増えていけば整備業界の発展にも繋がりますし、何より

ご依頼頂いているお客様の期待に応える為だと思います。

最後になりますが、これからもお客様がご参考にできるような記事や

出来事を随時更新していきますので、かいつまんでご覧頂ければ

嬉しく思います。 

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