AUDI
2024.01.16
A4 クーラント漏れ エンジンチェックランプ点灯
2018年式 AUDI A4 8WCVK
エンジンチェックウォーニングランプ点灯と
クーラント漏れが発生しているとの事でご入庫です。
AUTELを使い診断します。
定番のサーモスタット不良。
クーラントはサーモスタット本体からの漏れ。
オイルパン付近には漏れて固まったクーラントが付着しています。
水での補充を繰り返していたのか
クーラントを排出すると水しか出てきません・・・
ウォーターポンプASSYを取り外して汚れを清掃します。
吸気ポートの汚れがあるので、新しいサーモASSYを取り付ける前に
いつものクルミブラストを施工します。
最近インマニを外す作業が多いですが、100%の確率で汚れています。
養生してブラストしては大変時間がかかりますが、かなりの確率で
調子が良くなります。
付いていたサーモASSY。あちこちから漏れてます。
今回は社外品をお客様持ち込みにて交換させていただきます。
コグベルトとプーリーのボルトもセットです。
ウォーターホース取り付け部のOリングは再使用すると
漏れの原因になるので同時交換です。
吸気ポートに入るフラップも清掃して
インテークマニホールドを取付けます。
取り外した部品を全て組み付けて
AUDI純正クーラントを充填してエア抜き。
AUTELにて水温の確認をしながらエア抜きを完了させます。
しばらくエンジンをかけていなかったので
バッテリーの充電。
試運転を済ませて修理箇所の漏れがない事を確認します。
最後に漏れて付着したクーラントを綺麗に洗い流して完了です。
-------------------------------------------------
コメント
作業ブログをご覧いただきありがとうございます。
ニューオートは以前からご納車時の作業報告の際、タブレットを活用して
ご説明させて頂いておりました。丁寧に分かりやすくをモットーに
心掛けております。
作業した記録はフォルダ分けしてクラウドで保存して、お客様のお車は
何年何月何日に何を作業したのかをすぐに把握できるようにしており
ます。
以前のホームページで随分と前から「作業日誌」と題してブログを
書くようになりまして、多くのお客様からのお問い合わせを頂く
ようになりました。しかしながらお客様のお声の中には、
「同じ故障の症状なのにこの前載せてたブログの修理内容と違う」
「修理内容が同じでもかかった費用が違う」
などのお声もあります。
そこでひとつご注意頂きたいのが、
故障内容は同じでも、それに至る経緯が違ったり、お車の使用状況、
経年劣化、部品の耐久性、個体差や部品価格の変動により内容や
修理費用は違ってきます。その点をご理解頂けると幸いです。
同業者様からの問い合わせも増えてきております。
私も作業にいきずまったときに昔も今も聞きまくります。
仲良くさせて頂いている同業者様にはいつも良いアドバイスを頂き
助かっておりますが、中には「ぶっきらぼう」で「冷たい」お言葉を
かけられる事もあります。。。
私もまだまだ分からない事も多く未熟者ですが、分かる範囲で最適
なアドバイスをするように心掛けております。
そういう事が増えていけば整備業界の発展にも繋がりますし、何より
ご依頼頂いているお客様の期待に応える為だと思います。
最後になりますが、これからもお客様がご参考にできるような記事や
出来事を随時更新していきますので、かいつまんでご覧頂ければ
嬉しく思います。