トヨタ

2023.08.03

アルファード A/Tミッションより異音・ミッション載せ替え

 

平成31年式 アルファードGGH35W。

ご新規でのご依頼ありがとうございます。

症状は走行中異音がするとのことです。

試運転をすると確かにミッション内部からキーンという

異音がします。速度に合わせて音は変化していき、いざNレンジで

負荷を切ると音はやみます。走行距離が約20万キロ。

ミッション本体の内部不良確定です。

ミッション本体を探すも、年式もまだ新しく、リビルトは無しで現物修理。

現物修理も視野に入れましたが、お客様はお急ぎでして

中古を探すと走行1桁の程度の良いミッションが見つかったので

中古のミッションに載せ替える事に。

こちらのアルファードは4WDなのでまあまあ大変。

トランスファがお邪魔です。

超急いで作業しておりますがリフトでの作業でもなく、

リフトは僕の59インパラちゃんが占領していまして

新しくリフトも入れたい今日この頃です。

作業も一人なので大変です。

再使用できないデフサイドシールの交換。

横置きV6エンジンです。

後ろのエキマニも外すのでガスケットの交換。

マフラーガスケットの交換。

エンジン&ミッションを乗せて

足廻りや下廻りを組み付けて

クーラーラインも切り離したのでパイプのOリングも交換。

ATFを入れます。

ATFはトヨタ純正だと「WS」を使いますが、

今回はMOTUL/ATFⅥが互換性があるのでそちらを使用。

AUTELULTRAを繋いでAT学習値の初期化。

補正コードの登録。

ATF熱劣化推定値の初期化。

故障コードの有無を確認して、高速道路などの試運転を

済ませて異常がない事を確認。

以前の異音もなくなりようやくご納車となります。

この度は当社ご利用頂きありがとうございました。

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作業ブログをご覧いただきありがとうございます。

ニューオートは以前からご納車時の作業報告の際、タブレットを活用して

ご説明させて頂いておりました。丁寧に分かりやすくをモットーに

心掛けております。

作業した記録はフォルダ分けしてクラウドで保存して、お客様のお車は

何年何月何日に何を作業したのかをすぐに把握できるようにしており

ます。

以前のホームページで随分と前から「作業日誌」と題してブログを

書くようになりまして、多くのお客様からのお問い合わせを頂く

ようになりました。しかしながらお客様のお声の中には、

「同じ故障の症状なのにこの前載せてたブログの修理内容と違う」

「修理内容が同じでもかかった費用が違う」

などのお声もあります。

そこでひとつご注意頂きたいのが、

故障内容は同じでも、それに至る経緯が違ったり、お車の使用状況、

経年劣化、部品の耐久性、個体差や部品価格の変動により内容や

修理費用は違ってきます。その点をご理解頂けると幸いです。

同業者様からの問い合わせも増えてきております。

私も作業にいきずまったときに昔も今も聞きまくります。

仲良くさせて頂いている同業者様にはいつも良いアドバイスを頂き

助かっておりますが、中には「ぶっきらぼう」で「冷たい」お言葉を

かけられる事もあります。。。

私もまだまだ分からない事も多く未熟者ですが、分かる範囲で最適

なアドバイスをするように心掛けております。

そういう事が増えていけば整備業界の発展にも繋がりますし、何より

ご依頼頂いているお客様の期待に応える為だと思います。

最後になりますが、これからもお客様がご参考にできるような記事や

出来事を随時更新していきますので、かいつまんでご覧頂ければ

嬉しく思います。

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