VOLVO
2024.01.19
V40 ABSランプ点灯 エンジンチェックランプ点灯 各部修理メンテナンス
2015年式 MB4164T V40
ABSランプ点灯、エンジンチェックランプ点灯
バッテリー上がり・・・色々でご入庫です。
診断すると沢山故障コードが入っています。
まずはABSランプ点灯の修理から。
診断機を繋いで試運転をして、左側のリヤスピードセンサー
が反応していないので、センサーの交換。
念の為左右同時交換させてもらい症状は改善されました。
リヤブレーキを確認すると、ディスクローターの状態が悪く
ブレーキパッドも摩耗しているので、お客様にご説明して
ローター、ブレーキパッドを交換します。
バッテリーが何度か上がってしまい、セル反応もとても悪く
バッテリーは交換必須ですが、測定してみるとロードエラー・・・
電圧弱すぎてバッテリーテスターも起動できません・・・
新品バッテリーを取付けます。
バッテリーはAGM70A LN3 VR760。
その他点検ではクーラントのリザーブタンクを見ると
何故か透明。お客様は車の事は全てガソリンスタンドさんなどに
任せっきりの様で、リザーブタンクには常に水を補充されていた模様。
というか、水で大丈夫と言われていたようです。
やば。。。
問答無用でアウトですので、こちらもお客様に説明して
純正クーラントでの交換をさせていただきました。
リザーブタンクのクーラントが減るのは漏れている可能性が
ありますが、水では漏れは確認できませんよ。
今後は漏れていれば箇所の特定ができますので、
今回は様子見ということに。
クーラントのエア抜きをして、バッテリー交換後のリセット、
故障コードの消去を行い、試運転をして完了です。
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コメント
作業ブログをご覧いただきありがとうございます。
ニューオートは以前からご納車時の作業報告の際、タブレットを活用して
ご説明させて頂いておりました。丁寧に分かりやすくをモットーに
心掛けております。
作業した記録はフォルダ分けしてクラウドで保存して、お客様のお車は
何年何月何日に何を作業したのかをすぐに把握できるようにしており
ます。
以前のホームページで随分と前から「作業日誌」と題してブログを
書くようになりまして、多くのお客様からのお問い合わせを頂く
ようになりました。しかしながらお客様のお声の中には、
「同じ故障の症状なのにこの前載せてたブログの修理内容と違う」
「修理内容が同じでもかかった費用が違う」
などのお声もあります。
そこでひとつご注意頂きたいのが、
故障内容は同じでも、それに至る経緯が違ったり、お車の使用状況、
経年劣化、部品の耐久性、個体差や部品価格の変動により内容や
修理費用は違ってきます。その点をご理解頂けると幸いです。
同業者様からの問い合わせも増えてきております。
私も作業にいきずまったときに昔も今も聞きまくります。
仲良くさせて頂いている同業者様にはいつも良いアドバイスを頂き
助かっておりますが、中には「ぶっきらぼう」で「冷たい」お言葉を
かけられる事もあります。。。
私もまだまだ分からない事も多く未熟者ですが、分かる範囲で最適
なアドバイスをするように心掛けております。
そういう事が増えていけば整備業界の発展にも繋がりますし、何より
ご依頼頂いているお客様の期待に応える為だと思います。
最後になりますが、これからもお客様がご参考にできるような記事や
出来事を随時更新していきますので、かいつまんでご覧頂ければ
嬉しく思います。