GM

2023.06.03

シボレー コルベット トレーリングアームブッシュ玉砕・・・

 

1981コルベット。

いつも当社ご利用頂きありがとうございます

いや~いつ見てもカッコイイですね~

今やスーパーカーに分類されてもおかしくないコルベット。

今回はトレーリングアームのブッシュが玉砕してガタの発生です

左右のトレーリングアームブッシュを交換するので

両方外していきます。

外すとこんな状態に・・・

ブッシュは指で簡単に動く状態になってました

ブッシュ外側のカラーは圧入され錆も酷いので

簡単には外れてくれません

グラインダーで少しずつ削って外しました

専用工具でプレスを使い新しいブッシュを

圧入します。

これを使わないとトレーリングアームの袋状になる

部分が潰れます・・・

ブッシュを組んだら錆びているトレーリングアームを

組付ける前に防錆剤を塗装

タイヤハウス内にも防錆剤を塗装

トレーリングアーム取り付け部はシムで調整します。

ハブ&バックプレートASSYを組んでいきますが、

ここにも防錆剤を塗装

新品のスプリングとピンを使いブレーキシューを

組んでいきますが、ここ物凄く狭い

コルベット専門店の方から専用工具を購入

していなかったら終わらなかった

何とかシューも上手く組むことができたので、

ブレーキフルードのエア抜きをして完成です

完成後は足廻りのガタも無くなり、試運転も

した結果、特別異常は見られなくなりました

この度も当社ご利用ありがとうございました

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<実車データ>
・1981年式
・積算走行距離 95000Km
・作業内容

  1. ブレーキシュー分解/組立
  2. ナックルアーム脱着
  3. ハブスピンドル脱着
  4. プロペラシャフト切離し
  5. リーフスプリング切離し
  6. スタビライザーリンク脱着
  7. ショックアブソーバー脱着
  8. トレーリングアームブッシュ交換
  9. 各部防錆塗装

・ご請求金額 86900円

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作業ブログをご覧いただきありがとうございます。

ニューオートは以前からご納車時の作業報告の際、タブレットを活用して

ご説明させて頂いておりました。丁寧に分かりやすくをモットーに

心掛けております。

作業した記録はフォルダ分けしてクラウドで保存して、お客様のお車は

何年何月何日に何を作業したのかをすぐに把握できるようにしており

ます。

以前のホームページで随分と前から「作業日誌」と題してブログを

書くようになりまして、多くのお客様からのお問い合わせを頂く

ようになりました。しかしながらお客様のお声の中には、

「同じ故障の症状なのにこの前載せてたブログの修理内容と違う」

「修理内容が同じでもかかった費用が違う」

などのお声もあります。

そこでひとつご注意頂きたいのが、

故障内容は同じでも、それに至る経緯が違ったり、お車の使用状況、

経年劣化、部品の耐久性、個体差や部品価格の変動により内容や

修理費用は違ってきます。その点をご理解頂けると幸いです。

同業者様からの問い合わせも増えてきております。

私も作業にいきずまったときに昔も今も聞きまくります。

仲良くさせて頂いている同業者様にはいつも良いアドバイスを頂き

助かっておりますが、中には「ぶっきらぼう」で「冷たい」お言葉を

かけられる事もあります。。。

私もまだまだ分からない事も多く未熟者ですが、分かる範囲で最適

なアドバイスをするように心掛けております。

そういう事が増えていけば整備業界の発展にも繋がりますし、何より

ご依頼頂いているお客様の期待に応える為だと思います。

最後になりますが、これからもお客様がご参考にできるような記事や

出来事を随時更新していきますので、かいつまんでご覧頂ければ

嬉しく思います。 

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